季節の変わり目になると風邪を引いてしまう。その原因と改善法

Q:お客さんからのご質問

冬から春、春から夏、夏から秋など季節が変動する季節になると、必ず体調を崩して風邪を引くことが多くなります。更に、風邪を引くと必ずといっていいほど長引いてしまい、鼻水や咳席などの症状が長引くという状態が続きます。

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

季節の変わり目というのは大気が入れ替わるために風が強くなり、更に気温や気圧も大きく変動します。これら大気の急激な変動は自律神経のバランスを乱します。

自律神経は心臓や胃腸などの内臓の働きや発汗、睡眠、食欲などの働きに関わっていると共に、病原菌を撃退する「免疫」の活性度にも大きな影響を与えています。


季節の変わり目はこの免疫のバランスが乱れてしまうので、それが原因となり免疫の低下及び体力が低下が引き起こされて病原菌に犯されやすくなり、結果、風邪を引きやすくこじらせやすいという状況が作り出されてしまいます。

自律神経のバランスを整えるには、規則正しい生活を送ることやバランスの取れた食生活、ストレスから遠ざかることなどを意識すると共に、普段より積極的に運動を行うことが大事になります。継続的に適度な運動を行うと自律神経の働きを高めることができます。

更に、全身の自律神経の働きや代謝を活発にし、免疫の活性度を高める「補中益気湯」という漢方薬をご紹介します。長期に渡り服用を続けることにより気候の変動に左右されない体を作り上げることができます。

 

相談の経過

補中益気湯の服用を始めて約半年経過した結果、まだ季節の変わり目に風邪を引くことがありますが、1~2日で治ることが多くなり、以前より格段に楽になったという声を頂いています。

まだ改善に体質改善が出来ていないので、引き続き服用を続けることをお願いしました。

 

おすすめさせて頂いた漢方薬の説明

補中益気湯は内臓及び免疫、皮膚などの働きを活性化させる代表処方です。主役は人参という漢方薬(野菜の人参ではありません)で、元気を補う効果が強く、様々な漢方薬に配合されています。

元気を補うという働きで、体全体の働きを高めるという効果があります。補中益気湯には気を上に持ち上げるという働きがあり、だるさやめまい、内臓が下がったような気がするという症状を治すという効果も併せ持ちます。

補中益気湯は体力に自信がないという方の様々な不定愁訴に応用することができるので、風邪予防だけではなく、夏バテやめまいなど体力低下に伴う不快症状の改善や、各種慢性病の改善に用いられて効果を発揮しています。

 

さいごに

季節の変わり目に体調を崩すという悩みを持つ方はかなり多くなっています。気候が急に変動するとその変動に体が付いて行かず、体力が低下してしまいます。

現代は冷暖房器具や防寒性の高い衣服の普及などにより、外気温の変化に対応できないという状況が作り出されています。これにより、季節の変わり目に体調を崩すという方が多くなっているのです。

根本的な改善には運動はもちろん、なるべく薄着で過ごすことも必要になります。

 

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