風邪が長引き緑色の鼻が出る相談者。その理由と改善法について

Q:お客さんからのご質問

風邪をよく引くのですが、最初は寒気や喉の痛みがし、その3日後くらいから必ずといっていいほど鼻水が緑色に変化してそれが長引きます。今回も喉が痛くなる風邪を引いた4日後から緑色の鼻水が出ています。その原因と改善法を教えてください。

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

風邪の原因の大半はウイルスが原因になりますが、ウイルスに感染すると鼻や喉といった風邪の原因菌をやっつける場所の粘膜の働きが低下します。

粘膜の働きが低下してしまうと、普段私たちの生活環境に生息している「細菌」に感染しやすくなります。その細菌の一種に緑膿菌という細菌がいて、鼻水の色を緑色に変えてしまいます。


緑膿菌を撃退するには、抗生剤の服用が効果的です。その他、免疫の低下が緑膿菌が繁殖してしまう原因となるので、普段より免疫を高める生活を営むと共に、免疫を向上させる漢方薬(柴胡清肝湯)の服用をおすすめします。

今回、ご相談者様の症状は恐らく緑膿菌によるものだと思われますが、緑色の鼻水はウイルスの感染や副鼻腔炎などでも引き起こされる症状でもあるので、長引いたり症状が悪化したりした場合には、病院にて診てもらうようにするといいでしょう。

 

相談者の経過

一週間後にご来店した時にはほぼ鼻水が消えていました。服用2日目くらいから効果が出始めて、5日目にはスッキリとよくなったということです。

柴胡清肝湯には症状を緩和するという効果に加えて、虚弱体質を改善するという効果もあるので、そのまま服用を続けるように指導しました。

柴胡清肝湯という漢方薬は肺や喉、鼻といった呼吸器系の炎症を改善すると共に、痰などを排出する効果、抗菌作用、体の栄養素を補う作用などを併せ持ちます。

その後半年間服用を継続。すっかり風邪を引かなくなり緑色の鼻水から解放されたということで喜ばれています。その後は予防として体質を強化するために酵素飲料をおすすめさせて頂きました。

 

おすすめさせて頂いた漢方薬の説明

咳や痰、鼻炎などを早期に改善するという効果はもちろん、長期的に服用して体力を向上させるという働きもあるという特徴を持ちます。

風邪の諸症状はもちろん、花粉症や副鼻腔炎、虚弱体質の改善、扁桃腺肥大、湿疹、神経症などに用いられることが多くなります。

 

さいごに

緑膿菌は抗生剤がそれほど普及していなかった時代に多かった症状です。現在は抗生物質の普及や鼻をかむ習慣などによって減ってきていますが、それでもよく相談を受ける内容になります。

体力の低下やアレルギーなどが原因になることが多いので、運動などで積極的に体力を高めると共に、薬やサプリメントなどで改善していくことが大事になります。

 

コメントを残す