風邪を引くと花粉症の症状が出るという相談者。その理由と改善法

Q:お客さんからのご質問

毎年3月~4月になると、風邪を引くと花粉アレルギーの症状が出るようになりました。

友人には「花粉症じゃないの?」といわれていますが、風邪が治ると嘘のように症状が出なくなるので自分では花粉症ではないと思っています。この症状の原因と対処法について教えて下さい。

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

結論から申し上げますと、今のところは風邪が症状の原因であり、花粉アレルギーではないと思われます。しかし、少なからずアレルギー症状も出ているので、「アレルギーの出始め」と考えることもできます。

人は風邪を引くと鼻や喉などに炎症が発生し、その部分の毛穴や血管が拡張します。そうなると当然、粘膜を通して取り込まれる花粉の量が増えます。

少量ならば花粉に対して反応しない方でも、大量になれば反応するケースも出てきますので、当然、取り込まれる花粉の量が増えれば花粉症のような症状を発症する人の割合が増えてきます。

現在の症状を改善するためには、風邪を引かないことと、風邪を引いてもなるべく早期に治すことです。それにプラスして粘膜と免疫を活性化させるために、運動や土いじりを日常的に行うようにします。

更に、症状を早期に治すために小青龍湯を用いると共に、体質を改善のために衛益顆粒の服用を行うようおすすめします。


 

相談者の経過

小青龍湯を用いると速やかに鼻炎や目の痒みが改善しましたということです。何も服用しない状態の時の症状の強さを10とすれば、2~3くらいにまで症状が緩和したと喜ばれています。

症状が出ていない時に衛益顆粒を用いているのですが、服用していると風邪を引きにくくなるというのを実感しています。もう少しで花粉のシーズンが終わるので、来季2月ごろからまた衛益顆粒を服用したいと思いますということです。〇

 

おすすめさせて頂いた漢方薬の説明

小青龍湯は喉や鼻の水分を発散させると共に、炎症を改善するという処方です。主に鼻かぜやアレルギー性鼻炎などに適応になります。風邪によって生じた粘膜の毛穴及び血管の拡張を改善します。

衛益顆粒は体表部の血流を促すことによって粘膜の働きを向上するという働きがあります。継続的に用いることにより粘膜の働きが向上し、風邪予防やアレルギー予防効果が高まります。

漢方薬には症状の緩和目的で用いるものと、長期に渡り用いて体質を改善するものとに別れます。

アレルギーの場合には両方用いることが多く、症状が強い時には対症療法を用い、症状が出ていない時には体質改善を行うという方法を用いることが多くなります。

症状が出ていない時は服用することを忘れがちになりますが、実はその時にしっかり服用することが改善に繋がるのです。

 

さいごに

風邪の時だけアレルギー症状が出る…という症状は花粉症の初期に現れる特有の症状です。

なので、風邪なら大丈夫と油断せずに、体力や免疫の低下を疑い積極的に体質改善に努めることが大事になります。

 

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