体を温めると風邪を引きにくくなるのは本当か?

Q:お客様からのご質問

ネットで色々と見ていると、体を温めるようにすると風邪を引きにくくなるという記事をみたのですが本当でしょうか。友人に尋ねたら「ネットの情報は信用しない方がいいよ」と言われました。

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

まず結論から申し上げますが、YESともNOともいえるというのが答えになります。YESとする理由としては、人間の体は一定に保たれており、その一定に保つのに体力が使われています。

寒い時は体内にてエネルギーを燃焼させて体温を引き上げているのです。体を温めて冷やさないようにするという行為は、エネルギーの炎症を防ぐということに繋がり、結果、体力の消耗を防ぐということに繋がるので風邪予防に効果的といえます。

次にNOとする理由ですが、常に温かい環境に身を置いていると体温を上げるという体の機能が低下してしまうので、寒さに弱くなり、寒い環境に身を置いた時の体力の消耗が激しくなります。

更に、温めすぎてしまうと粘膜の乾燥などを招いて、逆に風邪に感染しやすくなるという状態を作り出してしまうことがあります。

以上をまとめると、体力を温存すべき夕方以降はしっかり体を温めて、昼間は薄着で適度に心身を鍛えるというメリハリが大事になります。冷やし過ぎも体に良くないし、温めすぎもよくないということになります。

このような前提があるものの、体力の乏しい赤ちゃんや高齢者、病気の方などはしっかり体を温めて体力の消耗を防ぐことが風邪予防に繋がるので、ケースバイケースその人に合った方法を用いることが求められます。


 

体を温すぎた場合に生じる不快症状

体を温めるには体力温存に繋がるのでいいことですが、過ぎると逆に健康を損なうことがあるので注意が必要です。体を温めすぎてしまうと

  • 口や喉、目が渇く
  • のぼせ
  • 不眠
  • 動機
  • 食欲不振、胃痛、胸焼け
  • 血圧上昇
  • 皮膚炎、皮膚の乾燥
  • イライラや不安感が強くなる

などの不快症状が生じることがあります。

これらが生じた場合には速やかに温めすぎている原因を改善しなければなりません。温め療法として生姜やニンニクの摂取、厚着、入浴、サウナ、寝る時の電気マット、暖房器具や各種サプリメントや漢方薬があります。

 

さいごに

何事もバランスが大事になりますが、体を温めるということに関しても同じことがいえます。

人間の体には恒常性という体温を一定に保つという機能が備わっていることから、それほど過剰に温めたり冷やしたりということを行うと、逆に自律神経のバランスを乱してしまうことがあります。

 

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