暗い場所だと目が見えにくくなる症状に対する対処法

Q:お客様からのご質問

現在49歳ですが、去年あたりから薄暗い建物内や夕方の屋外など、ちょっと周囲が暗い場所だとものが見えにくくなります。

急にそのような状態になったのでちょっと不安です。その原因と改善に役立つ漢方薬やサプリメントなどありますでしょうか。

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

まず、暗い場所で視力が低下する理由として目の病気によって発生することがあります。

縮瞳といって瞳孔が加齢や外傷、薬の影響などで狭くなることにより、暗い場所で目が見えにくくなる疾患や、ビタミンA欠乏によって暗闇で視覚を維持することが出来なくなることがあります。

また、網膜色素変性によって網膜に異常が生じることによって夜盲となる疾患などがあります。

これら病気による影響ではなく、暗い場所で視力が低下する場合の原因として考えられるのが「目の老化」です。目の老化が進むと瞳孔の収縮、拡大がスムーズにいかなくなります。

その結果、暗い場所にいるにもかかわらず瞳孔の拡大しにくくなり、暗い場所でものが見えにくくなります。また、老化によって映像を脳に伝達するスピードが低下することも瞳孔の反応を鈍くする原因になります。

このような目の老化を予防する効果があるのが杞菊地黄丸と桂枝伏苓丸という漢方薬の組み合わせです。これらを長期に渡り摂取することにより、原因を根本から改善することができます。


 

相談者の経過

服用を開始して半年間はさほど効果を感じることはなかったとのことですが、7か月目くらいから目の渇きと老眼の改善、近視の改善を自覚できるようになり、同時に暗い場所での視力低下も気にならなくなってきたといいます。

その後、約1年間に渡り服用を継続していますが、1年前と比べて明らかに目が楽になったと喜んでいます。

 

おすすめさせて頂いた漢方薬の説明

・杞菊地黄丸:体全体の炎症を抑制する作用や、体全体の水分代謝を調整するという働きを持つ漢方薬です。目の炎症及び潤いを改善することにより、目の機能を維持、向上させることができます。

・桂枝伏苓丸:全身の血流を改善するという働きを持つ漢方薬です。目に対しては、目への血流を活性化すると共に、視神経や硝子体、瞳孔、網膜など重要な目の器官の酸化を抑制するという働きを持ちます。

 

さいごに

目の不快症状に用いる漢方薬は沢山ありますが、目の老化を防止する漢方薬のファーストチョイスは今回ご紹介した杞菊地黄丸+桂枝伏苓丸の組み合わせです。

この組み合わせは目の老化防止だけでなく体全体の老化防止に効果があります。主に細胞の機能が低下するのを抑制し、老化によって低下するホルモンや血液の生成を高めるという作用があります。

 

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