慢性的なアレルギー性鼻炎を緩和させる方法とおすすめの漢方薬

Q:お客様からのご相談(32歳女性)

約10年前からアレルギー性鼻炎(スギ花粉とブタクサ)に悩まされています。ひどくなると副鼻腔炎に発展してしまうこともあり、色々と治療法を試しているのですがあまりよくなりません。おすすめのサプリメントや漢方薬などありますのでしょうか。

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

アレルギー性鼻炎は年々増え続けており、先進国に多いことから先進国病ともいわれています。

その原因ですが、寒暖差のない生活習慣や清潔すぎる環境、食の欧米化などの影響により、鼻や喉の粘膜及び免疫のバランスが悪くなっていることなどによります。

これらを改善するためには、皮膚粘膜の働き及び、免疫バランスを向上させるということが大事になります。

生活習慣ではなるべくエアコンの設定温度を気温に近くし、薄着で生活することや、ガーデニングなどで自然と触れ合う、胃腸に優しい食事を心がけるようにして低下した機能を高めます。

更に、生活習慣と共に胃腸の働きを高める平胃散と、粘膜の炎症を抑制する排膿散及湯をおすすめします。


 

相談者の経過

スギ花粉のシーズンだったのですが、服用1か月で鼻炎のレベルが10→4に低下しました。以前だったら確実に副鼻腔炎に発展するほどの花粉の飛散量でも、軽い鼻炎で仕事に差し支えなく過ごすことが出来たということです。

その後、スギ花粉のシーズンは終わったのですが、平胃散を体質改善として服用し、症状が出た時に排膿散及湯を使うことによってアレルギー症状をコントロールしています。

 

おすすめさせて頂いた漢方薬の説明

平胃散:胃腸の働きを整える作用がある漢方薬です。服用することにより、胃腸の蠕動運動が促進されると共に、胃酸や水分の吸収を高めて胃壁や腸壁が傷つくのを防ぎます。

継続的に服用することにより、強い胃腸に変わると共に、腸内環境をいい状態に保ち体全体の免疫力を向上させます。

排膿散及湯:体表部の炎症や化膿、腫れなどを改善するという働きを持ちます。主にストレスによって生じる皮膚疾患に用いる薬ですが、副鼻腔炎を改善する作用が強いので今回おすすめさせて頂きました。

特にストレスに限らず皮膚や粘膜、肺の炎症や化膿に効果があります。

 

さいごに

当店で1,2を争うほど多い相談内容になります。特に3月は相談が多く、小さい子供さんから高齢の方まで万遍なくご来店されます。

それぞれ原因は異なりますが、皆に共通するのが免疫のアンバランスと粘膜及び皮膚機能の低下です。よって、このウイークポイントを改善する方法が主な改善法になります。

 

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