ヒリヒリして痛い…慢性的な唇の乾燥や荒れの原因と改善方法について

Q:お客様からのご質問(18歳女性)

半年くらい前から唇がヒリヒリと痛くなります。薬用リップやワセリンなどを付けたりしているのですが、あまり効果を感じません。

口唇ヘルペスかと思い、薬局で薬を買い試してみたのですが効果なしでした。ひどい時は真っ赤に腫れあがったようになってしまいます。何かいいサプリメントや漢方薬などありますか?

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

これは単純に私の経験ですが、ヘルペスでもなく冬の乾燥でもなく唇が荒れ、時に腫れ上がってしまうという症状の原因は「ストレス」であることが多いです。

強いストレスは全身を緊張させます。その緊張により体内に過剰な熱が生じ(交感神経の緊張は過剰な熱を生じさせる)、その熱が胃腸及び唇に移行して症状を引き起こします。

相談者さまの場合は特にストレスを感じていないものの、家族との関係性がぎくしゃくしているということから、それが長期的なストレスとなり不快症状を引き起こしているのかもしれません。

当店からおすすめさせて頂く改善法としては、まずインチンコウトウという漢方薬にて余計な熱を取り去り、その後にストレスを軽減させる作用のある加味逍遥散を体質改善として用いるようにします。


 

相談者の経過

まずはインチンコウトウのみを服用して頂きました。服用を始めて1週間で火照りやヒリヒリ感は改善したものの、唇の感想や荒れは変わらないということでした。

効果は出ているものの相談者さまが納得していない様子だったので、効果を高めるべく加味逍遥散をプラスしました。その2処方を約1か月続けた結果、乾燥や荒れも改善しました。

その後もやや不安定な状態が続いていたので、インチンコウトウと加味逍遥散の服用を3か月ほど続けた後に、安定して綺麗な状態を維持できるようになったので漢方薬の服用を終了しました。

 

おすすめさせて頂いた漢方薬の説明

インチンコウトウ:主に湿熱といって体内の過剰な水分と熱を取り除く作用がある漢方薬です。ストレスや食べ過ぎ、飲みすぎなどによって水分や熱が溜めこまれ、不快症状を引き起こしている時に用います。

加味逍遥散:ストレス改善のために用いる漢方薬です。血流改善、胃腸の働き改善、補血作用によって精神を安定させ、更に余計な熱を(主に脳の興奮)取り去るという働きを持ちます。

 

さいごに

原因が不明の唇の荒れで悩んでいる方はとても多いです。病院で抗生物質や抗ヒスタミン剤などを処方されても一向に良くならないという特徴を持ちます。

ストレスが唇の荒れに繋がるというのは信じがたいことですが、実は非常に関連性が高く、ストレスを改善させることによって改善に導くという症例がとても多いというのが実情です。

 

コメントを残す