慢性的に歯茎からの出血が続くという場合の原因と対処法

Q:お客様からのご相談(69歳女性)

数年前から歯茎から少量の出血が続いています。歯医者さんにも定期的に通っているのですが、虫歯でも歯槽膿漏でもないので治療法がないといわれました。

ひどい時は薬をもらっていますが、あまり改善がみられません。何が原因で出血しているのでしょうか。いい薬があれば頂きたいです。

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

虫歯でも歯茎の病気でもなく出血が続いている原因として考えられるのは、治癒力の低下です。口の中というのは食べ物や雑菌の影響で常に傷付いています。更に、咀嚼時に歯茎は圧迫されて炎症が引き起こされています。

通常、体力がしっかりあればこれらの傷や炎症は改善されるのですが、老化やストレス、生活習慣の悪化、慢性病などがあると治癒力が低下してしまうので、原因不明の出血が続く原因になります。

相談者さまの場合には、特に原因はないものの、69歳という年齢から治癒力が低下していると考えられます。

当店からは、体全体の体力及び免疫力を向上させ、傷や炎症などを治癒させる働きを向上させる「帰脾湯」という漢方薬をおすすめします。


 

相談者の経過

最初の1か月の服用で明らかな改善がみられたと喜びながらご来店されました。服用しているとほぼ出血がないということです。大体10日目くらいで出血がなくなり、以後ずっと出血ナシの状態が続いているということです。

帰脾湯はバランスの取れた心身を強化する漢方薬なので、その後、歯茎からの出血は完全に治っているものの、2年後の現在までずっと服用を続けています。もちろん、歯茎からの出血はありません。

 

おすすめした漢方薬の説明

帰脾湯:内臓の働きを活発にする生薬と、心身の栄養になる生薬(主に血液を増やす作用がある)に、精神を安定させる作用のある生薬から成り立っています。

建物に例えると木材と大工さんの役割を持つ生薬が入っており、そこに大工さんのご機嫌を取る奥さん役の生薬が少し補佐として入っているという感じでしょうか。慢性的に心身が弱い方に用います。

 

さいごに

原因不明の歯茎からの出血は、傷が治らない状態と似ています。怪我や骨折をしたときに、体力がある方はすぐに治癒しますが、体力が乏しい方は時間がかかります。

同じように歯茎の出血も体力が乏しければ治すことができません。当然、現代医学では治すことができません。

 

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