繰り返し出る口の周りの湿疹についてのご相談。口の廻りの湿疹の原因と対処法

Q:お客様からのご相談(36歳女性)

高校生の頃から口の廻りに赤い湿疹が出来やすい体質に悩んでいます。その時々によって出にくい時もありますが、ここ1~2年はずっと出来たままであり、夫からも「どうにかならないの?」といわれています。

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

口の廻りの湿疹は胃腸と関連していることが多いです。相談者様のように赤くジュクジュクとした湿疹の場合には、脂質や糖質、アルコールなどの過剰摂取により、胃腸に余計なものが蓄積していることが原因になっている可能性が高くなります。

更に、高校生の頃から現在までということで、ある程度体質的な要素も大きく関係していると思います。湿疹の多くは皮脂の分泌と関係していることから、皮脂の分泌を促すホルモンの活性が高いことも原因になっていることが考えられます。

以上を踏まえ改善法を考えますと、まず食べ物を和食中心として甘いもの、あぶらっこいもの、冷たい飲みものは摂らないようにする方がいいでしょう。

また、睡眠時間をしっかり確保すること、ストレスから遠ざかることを行うようにした上で、皮膚の炎症と皮脂の分泌を抑制するインチンコウトウと、体質を改善する加味逍遥散という漢方薬をおすすめします。


 

相談者の経過

服用してすぐに感じた効果は頭痛の改善でした。相談はしなかったのですが、頭痛薬が手元にないと不安なほど悩まされていた頭痛が改善されました。

そのまま服用を続け、約2か月後にご来店になった時に、口の廻りの湿疹の量が約半分に減りました。本人も痒みや不快感が減ったと喜んでいます。

その後、約6か月の服用で湿疹の数が1/10に減り、新たに出来る湿疹の数がゼロになったとのことです。引き続き現在も服用を続けていい状態を維持しています。

 

おすすめした漢方薬の説明

インチンコウトウ:服用することにより、口の廻りの湿疹の改善及び、原因となっている胃腸に蓄積している脂質や糖質の代謝を促進するという働きがあります。

特に脂質の代謝を活性化させる働きがあるので、甘いものやあぶらっこいものが好きな方の症状改善に有効です。

加味逍遥散:ストレス軽減作用のある漢方薬です。ストレスを感じると男性ホルモンが刺激されて皮脂の分泌が高まり皮膚炎の原因になるので、体質的にニキビが出来やすい方はなるべくストレスを軽減させることが体質改善に繋がります。

 

さいごに

ニキビが出来やすい体質の方に共通するのが皮脂の分泌過剰です。顏表面の皮膚から皮脂の分泌が過剰となり、その皮脂にアクネ菌などの細菌が住みつき炎症を起こします。

よって、この皮脂の分泌を抑制することが改善法になります。口の廻りの湿疹で相談される方のほとんどは美味しいものの食べ過ぎやストレスが原です。

 

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