耳かきが癖になる…耳の中が痒くてしょうがないという訴えの原因と対処法

Q:お客様からのご相談(39歳女性)

一年前くらいから耳の中が痒くなり毎日耳かきを使ってしまいます。耳鼻科に行くと耳の中がかさぶただらけとなっていて、絶対に耳かきを使用しないように言われました。

耳かきが癖になる理由は多分ストレスだと思います。ストレス軽減に効果があり、且つ耳の痒みを軽減してくれる漢方薬やサプリメントなどありますか?

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

仰る通りついつい耳かきをしてしまう原因はストレスです。耳の中というのは神経が集中しているので、耳かきを当てることによって快感を得ることができます。その快感が快楽物質の分泌を高めるのでストレスが軽減されます。

このような理由によりつい耳かきをしてしまうのですが、耳内部にかさぶたが出来てしまっている状態であるならば、耳かきをやめないと感染症を引き起こし、最悪手術になってしまうことも考えられます。よって、今後は絶対に耳を触ってはなりません。

当店からは耳の炎症を抑制する作用のある小柴胡湯をおすすめします。小柴胡湯を服用しながら、耳鼻科での治療を続け、且つ耳を絶対に触らないようにすれば改善すると思います。


 

相談者の経過

言いつけを守り絶対に触らないようにして服薬を続けた結果、約10日で痒みがなくなりました。病院でも診てもらったのですが、かなり良くなっていると褒められましたということです。

ここで小柴胡湯の服用は中止し、代わりにストレス軽減作用のある逍遥散を服用してもらうことにしました。

その後、逍遥散の服用を現在まで続けています。たまに無性に耳をかきたくなる時がありますが、以前と比べて格段に頻度が減ったと喜んでいます。

 

おすすめした漢方薬の説明

小柴胡湯:肺や喉、頭部など体の上部の炎症を改善するという作用があります。主に咽頭痛や風邪後期の症状、耳の痒み・炎症、胃炎などに用います。

逍遥散:血流改善作用、抗酸化作用、補血作用、緊張緩和作用によりストレスを緩和させる作用があります。やや慢性的なストレスに用いることが多い処方です。

 

さいごに

たかが耳かきですが、ひどくなると手術が必要になるほどの悪化を招くことがあるので注意が必要です。相談内容としてはそれほど多くはありませんが、ストレス社会ということもあり、耳の痒み、違和感も含めると年々増えている相談内容になります。

ストレスの緩和が改善法になるので、漢方薬やサプリメントに加えて積極的にストレス解消に励むことが大事になります。

 

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