中耳炎が慢性化して耳垂れなどを伴うというケースの対処法

Q:お客様からのご相談(10代後半女性)

約1年前から耳垂れが出て困っています。耳鼻科では中耳炎と診断されており、薬を服用すると治まるのですが、しばらくするとまた耳垂れが出てくるというのを繰り返します。

中耳炎にならないように体質改善をしたいのですが、何かいいサプリメントや漢方薬などありますか?

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

中耳炎の原因は色々とありますが、やや慢性的に推移している場合には体に余計な水分が停滞していることが理由になっていることが多いです。水分代謝が低下していることにより、耳周辺がジメジメしてしまい、そのジメジメが細菌を呼び化膿を引き起こします。

水分代謝の原因は「胃腸の機能低下」が理由のことが多く、相談者様の場合にも食欲不振や胃もたれ、食が細いなどの訴えがあることから、恐らく胃腸が原因となり体全体の水分代謝が低下していることが慢性的な中耳炎の原因になっていると思われます。

よって、胃腸の働きを向上させる「六君子湯」という漢方薬をおすすめします。すぐに効果があるという薬ではなく、長期に渡り服用して体質改善を行っていくという目的で用います。


 

相談者の経過

服用一か月で食欲不振を訴えることがほぼ皆無になったということです。今までは空腹感は感じられないものの、食事の時間が来たから取りあえず食べるという感じだったのが、毎食お腹が空くようになったということです。

耳の方はまだジメジメして耳垂れする時があるということです。

その後、服用3か月で耳垂れする頻度が3分の1くらいに減少したということです。耳垂れしたとしても痛みが少なくなったので不快感が減ったということです。

 

おすすめした漢方薬の説明

六君子湯:胃腸の働きを向上させる漢方薬です。主に胃腸の働きを低下させる水分代謝を助け、更に人参にて動きを活発にさせます。小さい子供さんから高齢者まで安全に用いることができるという特徴もあります。

 

さいごに

耳垂れを引き起こす中耳炎は抗生物質の普及によって少なくなりましたが、それでも今回のご相談のように「体質」によって慢性化しているというケースはまだまだあります。

体質によって発生している場合には、体質を改善しないと何度も繰り返してしまうので、漢方薬やサプリメント、生活習慣の改善などでじっくり改善しないといけません。

 

 

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