ストレスを感じると決まって胃が痛くなる原因を知りたいという方からのご相談

Q:お客様からのご相談(60代女性)

3か月ほど前からストレスを感じると決まって胃が痛くなります。何となく鈍痛というか、じわりとした痛みが生じるのが特徴です。お腹が空いている時や胃の調子が悪い時に痛みを感じることが多くなります。

ゲップやガスが出ると楽になる時もあります。病院に行き胃酸を抑制する作用のある薬を飲むと一時はよくなりますが、そのうち効果がなくなり以前と同じ状態になってしまうのでこちらに相談に来ました。胃が痛くなる原因と、改善に役立つ漢方薬をお願いします。

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

ストレスを感じると胃腸の蠕動運動が乱されてスムーズな動きが抑制されます。そうなると食べ物や空気が滞ったり、逆に移動が早すぎて消化不良のまま次の場所に移動したりして、痛みや消化不良、下痢、便秘といった不快症状が出やすくなります。

更に、ストレスがあると胃酸の分泌が過剰になるので、その胃酸によって胃壁が傷つけられて胃炎や胃潰瘍が生じて胃痛を引き起こすということもあります。

原因はストレスなので、胃酸をブロックという方法ではなく、ストレス症状を緩和させるという治療法を行わないと治りません。

改善法としては、逃れられるならばストレスから逃れるようにし、胃の負担を軽減するおかゆやうどん、半熟卵、ささみ、白身魚、かぼちゃ、ほうれん草などを火を通して食べるように心がけるようにします。

これらを意識しながら、ストレス軽減作用のある四逆散をおすすめさせて頂きます。


 

相談者の経過

ストレスは仕事上のことなので逃れることが出来ませんでした。なので、食事に気を付けながら漢方薬も欠かさず飲んでいたのですが、胃痛の方は相変わらず感じることが多かったです。

しかし、痛む頻度と痛みの程度の方は確実によくなっており、特に痛みの程度は以前の半分程度となっています。確実によくなってきているので、このまま食事に気を付けることと、漢方薬の服用を続けていきたいと思っていますということです。

 

おすすめさせて頂いた漢方薬の説明

四逆散:ストレスや炎症の改善に役立つ柴胡、胃腸の緊張を改善する枳実、痛みを軽減する作用のある芍薬、炎症抑制作用のある甘草の4種類の生薬が配合されている漢方薬です。ストレスによって生じる不快症状の改善に効果があります。

 

さいごに

胃痛の原因として最も多いのがストレスが原因となる胃痛です。ストレスを感じると胃の動きが悪くなり、更に胃壁を傷つける胃酸の分泌が盛んになるので胃痛が引き起こされやすくなります。改善には胃腸及び全身のストレスを緩和させることになります。

 

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