胃下垂かもしれないという方からのご相談

Q:お客様からのご相談(50代女性)

ネットを見ていた時に、食後に下腹がぽこっと出ているのは胃下垂という記事がありました。私は昔から食後に必ず下腹が出るという症状に悩んできました。

それにプラスして太れない、胃もたれしやすい、下半身の冷え、下痢や便秘になりやすいなどの症状があり、調べるとどれも胃下垂の症状に当てはまりました。本当に胃下垂なのか、そうだとしたら改善に役立つ漢方薬を購入したいと思っています。

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

症状から判断すると胃下垂の可能性があります。更に、姿勢の方も猫背で痩せ型という体型も典型的な胃下垂の体型です。とはいっても、エコーやCTなどで見た訳ではないので確定ではありません。

胃下垂の改善方法として一番有効なのが下腹部の筋力を鍛えるという方法です。仰向けに寝た体制で足を延ばした体制のまま90度上に上げてフラットに戻すという運動を15回行い、それを一日2~3回行うようにします。

それと同時に、消化のいい食事を心がけ、腹八分目でよく咀嚼して飲み込むようにします。

以上を行いつつ、内臓下垂の改善に効果がある補中益気湯という漢方薬を服用をおすすめします。


 

相談者の経過

運動と食事療法、漢方薬の服用を始めて2週間経過しました。これといった変化はありませんが、食欲不振と食後の胃もたれが少なくなってきました。

その後更に2週間後、食後の下腹部がぽこっと出るのが段々と改善されてきました。恐らくですが、胃の調子がよくなってきたのと、最近宿便のような便が大量に出るので、それも原因だと思います。

現在服用を始めてから3カ月が経過しますが、胃腸の不調がほぼなくなり、体重も2キロほど増えて調子がいいということです。

下腹部がぽこっと出る症状については、まだ完全には治っていませんが、以前と比べて比べものにならないくらい改善されているということです。

 

おすすめさせて頂いた漢方薬の説明

補中益気湯:人参、黄耆といった内臓を元気にする働きのある生薬に、柴胡、升麻といった内臓を持ち挙げる作用のある生薬が組み合わさった漢方薬です。内臓下垂や食欲不振、寝汗、疲労倦怠感、虚弱体質の改善などに用いられています。

 

さいごに

生活が便利になるにつれ使わなくなるのが筋力です。腹部の筋力が低下してしまうと、内臓を維持することが出来なくなり、胃下垂や遊走腎などの症状が出やすくなります。

改善や対策に役立つのが筋力や脂肪をつけることです。脂肪は悪者のように思われていますが、適度に蓄えることは健康に役立つといわれています。適度に食べて適度に動き筋肉を刺激するということが健康を維持する秘訣です。

 

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