弛緩性便秘を治す方法を教えて下さいという方からのご相談

Q:お客様からのご相談(30代女性)

病院にて弛緩性便秘と診断されました。大腸が弛緩しており特に横行結腸が下に垂れさがって、そこに便が停滞してひどい便秘が引き起こされているということです。

運動が嫌いなことが原因で筋力が低下していることが原因だと思います。年々便秘がひどくなっているのでこの辺でどうにかしないと浣腸しか方法がなくなりそうで怖いです。

弛緩性便秘の改善法と改善に役立つ漢方薬やサプリメントなどありましたら購入したいと思っています。

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

弛緩性便秘は大腸の筋力が低下して大腸が弛緩しているが故に、蠕動運動が鈍り便秘が引き起こされている状態をいいます。改善法としては腹部の筋力をつけること、全身の代謝を向上させることになります。

腹部の筋力は仰向けに寝て足を延ばしたまま90度上に持ち上げるという運動を一日30回程度行うのが効果的です。

更に、食物繊維を摂取して腸の蠕動運動を促すという方法も効果的です。これらを意識しながら、筋力アップ及び腸の蠕動運動改善に効果的な補中益気湯と麻子仁丸をおすすめします。


 

相談者の経過

何となく腹部が引き締まる感がして便通はよくなるのですが、1か月ほどで効果をあまり感じなくなってしまいます。

このまま続けるかどうか悩みますという相談者の声を頂きました。1か月程度で効果を感じなくなる原因は、漢方薬の腸への刺激に体が慣れてしまったことが要因です。体質改善に半年ほど要しますので、それまで様子を見て下さいと伝えました。

その後半年が経過。一時期便秘症状が再発したものの、信じて漢方薬の服用及び筋力トレーニングを続けた結果、3か月が経過したくらいから毎朝気持ちのいいお通じがあるようになりました。

以降、出ない日もたまにありますが、以前とは比べものにならないくらい便秘になる頻度は減少しましたということです。

 

おすすめさせて頂いた漢方薬の説明

補中益気湯:筋力及び内臓の動きを活性化しつつ、全身の代謝も活発にする効果のある漢方薬です。内臓下垂や体力低下、代謝の低下、老化による心身の機能低下、風邪予防などに用いられています。

麻子仁丸:腸壁を刺激する成分と腸壁を潤す成分が含まれている便秘薬です。刺激性が少ないので癖になりにくいという特徴があります。

 

さいごに

食物繊維の摂取不足や体を動かす機会が減少したことによる筋力低下が弛緩性便秘の増加をもたらしています。

改善には野菜や精製されていない穀物の摂取、それに筋力アップが必要になります。書くのは簡単ですが、人間は一度楽な生活を覚えると元に戻ることができないという性質があるので、とても難しい課題といえます。

 

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