下痢と便秘が交互に来るのですが…という方からのご相談

Q:お客様からのご相談(20代女性)

恋愛での悩みを抱えるようになってから下痢と便秘が交互に訪れるようになりました。それだけではなく、お腹が張って苦しくなることが多くなり、ゲップやガス、腹痛なども気になるようになりました。

また、舌をみると表面の模様がまだらな感じとなっていてとても不潔な感じがするのですが、これは何かの病気でしょうか?不快症状の原因と改善に役立つ漢方薬などありましたら紹介して下さい。

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

便秘と下痢を繰り返すという症状はストレスを体が感じている時の症状です。胃腸という臓器は自律神経よって動いており、ストレスによって自律神経がアンバランスになると胃腸の働きも乱れ下痢や便秘といった症状が出やすくなります。

舌がまだら模様になるのも、自律神経がアンバランスになることにより胃腸の働きが乱れることが原因です。

改善法としては、ストレスを緩和させるためにストレスフリーに努めること、胃腸の機能を低下させないように、味の濃いものや刺激の強いもの(香辛料の摂りすぎ、アルコール、たばこ、カフェインなど)を控えめにして、食事の際、よく噛んで飲み込むようにします。

更に、胃腸の緊張を取り除く桂枝加芍薬湯をおすすめします。


 

相談者の経過

まだ恋愛の悩みを引きずっているので気持ちの方はとてもアンバランスな感じがしています。しかし、お腹の方はとても楽になり、まず下痢の回数が減少しました。

便秘の方はまだ治りませんが、以前のようにひどくはないのでそれほど辛くないということです。舌のまだら模様の方は不変ということです。

その2カ月後。ほぼ下痢と便秘の方はよくなりました。舌のまだら模様の方も薄くなってきました。漢方薬が効いているのもあると思いますが、恋愛の悩みが吹っ切れてあまり気にならなくなったというのが大きいと思いますということです。

 

おすすめさせて頂いた漢方薬の説明

桂枝と芍薬という筋肉及び神経の高ぶりを抑制する作用のある生薬がメインとなっています。腹痛や渋り腹、冷え症などに用いられる漢方薬です。

 

さいごに

下痢と便秘が交互に出るという状況は、自律神経がアンバランスになっている典型的な症状です。神経が高ぶれば下痢となり、その反動で心身が疲れると便秘になります。

漢方の世界では典型的なストレス症状として有名な症状です。その他、胸や脇が張って痛む、口が苦い、偏頭痛、ガスやゲップが多い、食欲にムラがあるなどがストレスによる身体症状です。

 

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