夏になると息苦しくなるという方からのご相談

Q:お客様からのご相談(70代女性)

毎年、暑い日が続くようになると、息苦しくなって仕事をするのが辛くなります。特に、散歩などで暑い中を歩いているときに決まって息苦しさと、胸の圧迫感で辛くなります。

病院での診断では問題ないようなので治療法はないといわれました。この原因と改善に役立つ漢方薬などありましたら紹介して下さい。

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

暑くなると肺が乾燥しやすくなることや、体は熱を外に逃がそうとするために体表部の血管を拡張させ、代わりに心臓や肺に回る血液量が減少することなどにより、息苦しさや胸の圧迫感などの不快症状が出やすくなります。

ひどくなると心臓の負担が増えて動悸や不整脈などを生じることがあるので、なるべく暑さが厳しい日中は外出せずに冷房などで暑さ対策をするようにして下さい。

それと共に、肺の乾燥を防いで心臓の働きを高める作用のある麦門冬湯という漢方薬と冬虫夏草というサプリメントをおすすめします。


 

相談者の経過

暑い場所に身を置かないようにして、おすすめした漢方薬を服用した結果、徐々に胸の不快感が減少したということです。

漢方薬の服用を始めて2週間後、自信がついたので夕方頃犬の散歩に出かけたところ、特に不快感を感じることなく散歩を終えることができました。更に、その後2か月経過しますが、息苦しさや胸の圧迫感などが出ることはありません。

 

おすすめさせて頂いた漢方薬の説明

麦門冬湯:麦門冬という肺の粘膜を潤す作用のある生薬が主役の漢方薬です。空咳や喘息、しわがれ声、夏バテなどに用いられます。

冬虫夏草:肺や腎臓、ホルモン系を強化するという働きがあります。体力の低下、夏バテ、免疫の低下、冷え性などの改善に用いられます。

 

さいごに

夏という時期は熱を逃がそうとして体表部の血管が拡張するので、貧血や水分量の不足などがある方は、息苦しさや胸の圧迫感はもちろん、めまいや体がだるさ、食欲不振、不眠などの不快症状が出やすくなります。

これらを改善するには、暑さに慣れるまで無理しないことや、水分や塩分をしっかり摂取すること、無理はせず体をしっかり休めるなどが大事になります。

 

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