尿路結石予防に役立つ生活習慣についてのご相談

Q:お客様からのご相談(60代男性)

ここ10年位の間に3回も尿路結石を経験しています。3回ともひどい腰痛や腹痛に襲われ生きている心地がしませんでした。結石の種類はシュウ酸カルシウム結石です。

色々と気を付けているのですが尿路結石を繰り返してしまうので、何かいい改善法がないか相談にきました。尿路結石予防に役立つ生活習慣と漢方薬を教えて下さい。

 

A:ベテラン医薬品販売員の回答

シュウ酸カルシウム結石はシュウ酸を多く含む食べ物を過剰摂取や、脱水などが原因です。

シュウ酸はほうれん草や緑茶、サツマイモ、大根、ナス、ピーナッツ、チョコレート、コーヒー、ビールなどに多く含有されているので、これら食材の食べ過ぎには注意すべきです。

更に、牛肉や豚肉などの肉類の食べ過ぎも尿路結石の原因になるので、肉類の食べ過ぎにも気を付けるべきです。これらに気を付けつつ、脱水にならないように水分をしっかり補うということを徹底するようにします。

以上を意識しつつ、シュウ酸を便として排出する役目を持つカルシウムや食物繊維を積極的に摂るようにすることも同時に意識するようにします。漢方薬としては、尿の出をよくする清心蓮子飲と体全体の保水力を向上させる六味丸をおすすめします。


 

相談者の経過

チョコレートとお肉が大好きだったので、食べる量を減らすのが大変だったのですが、もう尿路結石にはなりたくないので我慢しました。

そしておすすめしてくれた漢方薬の服用を続けたところ、現在服用を開始してから3カ月が経過しますが、今のところ尿路結石及びその兆候が一度もありません。

その後、約1年間経過していますが、一度も尿路結石及び兆候はないようです。漢方薬は引き続き続けていらっしゃいます。

 

おすすめさせて頂いた漢方薬の説明

清心蓮子飲:精神を安定させて尿量を増やす蓮子や伏苓、尿量を増やすシャゼンシに、体液を増やす人参やバクモンドウなどが配合された漢方薬です。残尿感や頻尿、排尿痛、尿の濁りなどの症状改善に効果的です。

六味丸:体液を増やしたり栄養する作用のあるジオウ、山薬、山茱萸と、炎症抑制、利尿作用を持つ牡丹皮、伏苓、沢瀉が配合された漢方薬です。排尿困難、むくみ、肌の痒みなどに用いられています。

 

さいごに

尿路結石は体質的な要因もありますが、多くの場合、食生活が原因となっています。特に肉や甘い物をよく食べ、プラスしてカロリーの摂取過多がある方に多いという傾向があります。

よって、これら生活を改善することが尿路結石を予防するために大事になります。

 

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